【基礎知識/A判・B判】用紙サイズについて知ろう

はじめまして!デザイナーのumeです。
みなさんはA4サイズとB4サイズどちらが大きいか知っていますか?
ここでは現在日本で主に使われているA判B判についてまとめていきましょう。

A判とは

A判とは、19世紀末にドイツで提案されたのが発祥の規格サイズのことです。
今では国際規格サイズ(ISO 216 sizes)となり、世界中で使われています。

学校で配られるプリント(A4)やチラシ、パンフレット、
選挙のポスター(A3)など幅広く使われていますね。
Aの後に続く数字が小さいほどサイズは大きく、0が最大の大きさとなります。

A0 1189×841
A1 841×594
A2 594×420
A3 420×297
A4 297×210
A5 210×148
A6 148×105

B判とは

B判とは、日本では江戸時代の公用紙だった美濃紙をもとに定められた
ローカルな規格サイズのことです。
そのほとんどが日本・中国・台湾でのみ使用されていますので、
それ以外のお国の方に「B4サイズで広告作って」と言うと
国際規格サイズで制作してしまうかもしれませんね(笑)

チラシ以外にもポスターや単行本(B6)、電車の中吊り広告(B3)などによく使われています。
A判と同様に数字が小さくなるほどサイズは大きくなります。

B0 1456×1030
B1 841×594
B2 594×420
B3 420×297
B4 297×210
B5 210×148
B6 148×105

広告物のおすすめサイズ

A判サイズ・B判サイズの広告物の目安をまとめてみました。
広告物は大きくなるほど広範囲の不特定多数の人々に向けて制作され、
小さくなるほど特定の人々に向けて制作されています。
※印刷会社によってサイズ指定がある場合があります。まずは確認を!

 広告物 目安サイズ 備考
ポスター A0、B0 大判ポスター、駅などに設置
A1〜A3、B1〜B3 室内・店頭などに設置
チラシ、パンフレット A3〜A5、B4〜B5 広範囲に配布することが目的
小冊子 A5、B6 コンパクトで携帯できるサイズ
DM、ポストカード A6 はがきとして郵送可能サイズ

まとめ

いかがでしたか?

ここまで見るとわかりますが、冒頭の質問の答えは「B4の方が大きい」となります。
一般的なプリンターでは端まで綺麗に印刷することは難しいので、
A4であればB4などの出力したいサイズより一回り大きいものを選ぶとエコです。

ちなみにA判・B判どちらも用紙を半分にすると1つ小さいサイズに、
同じサイズを2枚つなぎ合わせると1つ大きなサイズになるので、
制作前に大きさの確認をしてみると完成系をイメージしやすくおすすめです!

Comments

comments